2026.03.18

近頃、トンビが空を舞っている姿を見かける。以前は、町のはずれの山と川に挟まれた風が舞う田んぼの上空に見ることが多かったが、いまは家の近く、民家が立つ場所の近くで見かける。時折、ヒューヒョロロとあの鳴き声が聞こえてくる。めったにその声を聞くことはないのだけれども、聞こえたときのなんとも言えない郷愁を誘う響きは、わたしを幼い頃に時代に連れ戻す。どうして幼い頃の記憶を引っ張り出そうとするのだろうか。釣り糸がどこかでつながり時間を伝わって昔の記憶の海に垂れ下がっているのだろうか。釣竿を持ち上げされるものはいったいなんだろう。
午前、用紙の断裁。西田さんの一筆箋ははがきサイズ。昔から製作している工房の一筆箋は160mm×62mm。工房の原稿用紙はB5サイズ。それぞれを印刷の用紙サイズに断裁する。用紙は楮調というパルプを使って和紙のように作られたもの。全紙判800mm×600mmを50枚使い。それぞれ数百枚作る。午後、注文していた西田さんの一筆箋に入れる図の凸版が届く。それを取り付けて組版を完成させようとしたが、足りない活字があるので、完成はできず活字を注文をする。昼に墓に参る。
夕、マルと散歩。児童公園を一周。
市村さんの展示の案内が届く。
