日記

2026.03.27

 衝動的に行動することが多い。これは気質の問題なのだと思っている。ある一線を簡単に越してしまうことが多い。地震と似ている。身動きができずに溜まったエネルギーが、ある時、なりふり構わず地殻を揺るがす。後先を考える話ではない。有り余るはずのない力と小さな脳みそで大地を揺るがすことなどできないのに、絶え間なく揺らいでいる空ばかりを見ている。

 午前、マルをクリニックに連れてゆく。案の定血液検査の数値が悪くなっている。薬を倍に増やすことになる。家に戻り、ノートブックの表紙の製作。最初に、昨日組んでおいた8ポイントの詳細説明の欧文を、前に作っていた18ポイントのギルサンの活字と組み合わせる作業。8ポイントの活字は五号で4倍のクワタ6枚分の長さで作っているので、それを五号機長の土台となる組版と合体する。それから印刷開始。問題なく、二つの組版(木活字と金属活字)で表紙の印刷を終える。午後、ノートブックの表紙の印刷を終え、念頭にあったことがほぼ終わったので、工房の片付けを始める。ふと、アダナのベイビーが目に入り、まだきちんと印刷ができていないことだったと気づき、きちんと印刷できるように調整を始める。一番は、蝶番を基点に胴張が倒れ、版面に当たる。その時の角度はできるだけ版面と水平であるべきなのだが、胴張に梃子の原理で圧をかけるとどこに一番圧がかかるかを見て、できるだけ版面全部に圧力が均等にかかるように半面の高さと胴張が当たる角度を調節しなければならない。いるいると工夫をしてやっと最適な角度と高さを見つけた。しかし、凸版の真ん中部分の印影が甘い。だから胴張に装着しているブランケットの中央に膨らみを持たせればいいと思う。明日、実行しようと思う。

 夕、マルと散歩。児童公園を一周。曇り空の下、赤毛のマルが歩いている。

 夕食前、定期通院。ついでに母のことを相談。