2026.04.29

未来に向かって、自分が拠り所にするものは、過去のことばかりなのだろうか。まだ出会っていない夢や可能性を拠り所にしてはいけないのだろうか。現実には現れてはくれない想像の世界を見失わないように胸に抱きながら、指し示す方向に向かって道を歩いて行ってはいけないのだろうか。かといって、想像できることはどれもかも過去に結びつき、わたしに絡みついてくる。邪魔になり、振り払うと、なにもかも消えてなくなる。それでいいのだろうか。いいのだろう。
午前、急ぎしるくわさんの「しるくわと仲間たち展」のワークショップの準備。昨日作った組版があっさりしていたので、若干の文字を加える。ほとんどは約物だが、一文字「絹」という文字を入れるそれで試し刷りを行うが、どうもバランスが良くない。「絹」という文字があると余計な情報が入り込んでしまうので外す。それからバランスを考え活字を動かす。そして印字が綺麗になるようにアダナのファイブスリーを調整する。それがなかなかうまくいかない。こういうときにはとても焦るし、混乱する。思わず、エイヤーとやって自分が出てしまう。午前10時までには間に合いそうもない。それで、なんとか調整を仕上げて、急いでうらにわあとりえに向かう。しかし、また忘れものをする。ワークショップができない状態で一度家に戻り、再度出発。最初に来てくれていた家族のかたはまだ会場にしてくれていたので、その子供達に印刷体験をしていただく。間に合ってほっとする。スローバブックスでのワークショップでいつもさんかしてくれる方が来てくれる。昔、息子さんが高校生の時に家で蚕を育てたときのてんやわんやの話を聞かせていただく。とても蚕愛が溢れている方々だ。ありがとう。午前で会場を後にする。
午後、散髪。それからのんびりとする。
夕、マルと散歩。児童公園を一周。よたよたと歩くマル。わたしたちも本気になってよたよたと歩く。一緒に歩く。
