日記

2026.05.09

 夜半、風が戸を叩く。昨日、陰干しのために玄関に置いていたカモミールの花が気になり、とを開ける。知らないうちに自分が家の中にしまっていたことを思い出す。それから再び寝る。起きて、マルと墓を一周。風が冷たい。一雨がらっと暖気と冷気が入れ替わったようだ。この季節の横から刺す朝の光は眩しい。ものが皆、浮き上がって、キラキラ見える。どうしたもなのかと思う。何をどうしたのではなく、主語も目的語もない。

 朝、なにもかも怖いくらいに順調に進む。今日は仙台の喫茶frameが行う「わたしたちが惹かれるもの 体験とワークショップ」に参加する。持ち出し表を見ながら車に荷物を運び入れる。出発しようとしたその瞬間、一番大事なエイトファイブを忘れたことに気づく。午前11時到着、1時間で設営を終える。印刷機の台を持って行ったが素敵な台や机がたくさんあり、魅力的な空間だ。喫茶室の方をあらかた使わせていただく。申し訳なく思う。昼、歩いて生協へゆく。そこの2階の佐世保バーガーで昼食。以前からこの辺りを歩いていて気になっていた。広い共有スペースにお店があり、素人っぽい店員さんが働いている。午後、最初はちらほらと、多くはパンを買い求めにきている方が多い。夕方近くになって興味を持っていただいている方が多くなる。余計なものはなくて、名前を組んで印刷をするだけでもよかったともう。ステッキの持ち方がみなさんなかなかできない。わたしからすると不思議なのだが、どうしたわけだろう。自分が最初にステッキを扱った時はどうだったか忘れてしまったが、あまり苦労はしなかったような気がする。でも、たくさんステッキから活字をこぼした。活字を落とさないと要領がわからないのかもしれない。名前を組んで名刺サイズの用紙に刷る意外に、mariさんが持ってきたロクタペーパーに印刷をしたり、これもmariさんの手製ノートの表紙にお名前をエンボスで印刷したり、予期せぬ注文があり、面白かった。その分、気がついたら5時半だった。それと、欧文活字でのお名前の文字列を見て、スペーシングを綺麗に整える作業を少しやっていただくことができて嬉しかった。

 及川さんが喫茶frameに足を運んでくれる。感謝。彼に詩誌 回生に彼の詩を印刷した時に作ったA4サイズのポスターを渡す。やっと渡せた。