日記

2026.05.21

 変なことを考えた。本当は、そんなことを考えてはいないのだが。変なことを考えた。変なことを考えたわたしが変なのか、それとも変なことの方が変なのか。多分、わたしが変なんだと思う。変なことが変だと思うわたしが。今日は雨降り。結構強い雨だったが、マルと一緒に濡れて道を歩いた。とても気持ちよかった。救われたような感覚が芽生えた。嫌なことがさまざま起きているが、どれもこの雨が洗い流してくれそうだ(嘘)。

 いくつかの作業をやらなければいけない日。順番を決め、動き出す。最初に、朝食前にかいこ君スケッチブックの編綴作業。寝室にあるツインループバインダーで10冊穴を開けツインループで綴じる。1回だけ綴じ方を失敗する。未だ、この機械は謎の部分がある。どうして成功するのか、どうして失敗するのか。その理由がわからない。それから工房に入り、約物一筆箋の製作。この作業は何度も行っているので、淡々と作業を進める。最初にテキンに残っている墨のインクを洗い落とす。ローラーが乾くのを少し待つ間に、組版を取り出し、テキンのチェースに装着する。それからテキンに紺のインクを乗せ、捏ねる。それからチェースを取り付け、位置を確認するために印刷をする。このテキンの用紙のストッパー(見当針)は一定の位置になっているので、見当針は動かさずに組版を動かす。そのために一度印刷を行い印字結果の位置を確認し、組版を調整する。それから印刷開始。最後に、一筆箋を20枚一まとめで括る細長い和紙に商品名と枚数の印刷。次、巻物の製作。アダナのエイトファイブの3個のチェースに文字組みを入れてゆく。長さ1,091mm(縦200mm程度)の巻物に文章と絵を印刷してゆく、一つのチェースで150mm前進する。計算すると述べ8枚個のチェースが必要になる。だから入れ替えは3回行うことになるだろう。まだまだいろいろやることがあるけど、焦らずにしようと思う。最初に、文字数にあった五号全角の木インテルを26字で作る作業。全部で44枚程度必要になる。全角が入るイギリスの罫切器で長さを合わせて切り、最後に作字器で切り口を綺麗にする。そしてから植字。文字を抑えるのは通常3倍のインテルにしているが、今回は2倍に抑える。絵が入るので昨日届いた凸版をメタルベースに貼り付けようと思ったら、8個の絵の凸版が大きな1枚の亜鉛版になっていて、絵が一つ一つ分かれていない。こりゃあダメだと思うが、とりあえずメタルベースだけ組み入れてゆく。ひと段落したところで製版会社に相談のメールを打ち、分けていだだけることになる。送られてきた1枚の大きな亜鉛版は戻さなくてもいいとのこと。ありがたい。午後、午前の続き、残り2枚に活字を植字してゆく。

 夕、マルと散歩。雨降り、墓を回る。途中、マルが疲れた様子なので、近道を通る。