2026.07.19

なんとかしてほしいと思う。この体から取り出してほしいと思う。目に見えないのだから、どうやって取り出せばいいのかわからないけれど。今朝もマルと散歩。土手に向かう。ほとんど歩かなくなったマルは、ほんとうに必要なことだけ体を起こし、脚を立て、ゆっくりと体を揺らせながらバランスを取って歩く。わたしは、いつもの気持ちでそれをみ続けることができるだろうか。甚だ疑問である。
偶然、NHKの「小さな旅」で丸森町の蚕業のことを見る。しるくわさんのインスタでの事前の告知ではご自身ことには触れていなかったが、阿部さんがたくさん出ていた。今、何もしていないけれど、またやろうと思う(まゆけばペーパーでの製作にことです。)。それから工房に入り、気を取り直して、詩誌の製作に入る。目測でやっていた位置合わせをきちんとするために、用紙の真ん中に目打ちで小さな穴を打つ。それが天の折り目になり、そこから45ミリに行頭が来る。それから依頼のあった名刺の橙色の印刷に入る。新しいローラーを使って、メジウムインクと黄色を半々にして、そこに若干の朱を混ぜる。墨のインクで名前や電話番号などを印刷しておいた気包紙295kgに印刷を行う。最初に、試し刷りのそのまた試し刷りの用紙に位置合わせで印刷を行う。母屋の盛岡テキンを使って。しかし、なかなか位置が合わない。どうやら断裁がしっかりしていなくて、位置が合わない。橙色の文字を名刺の中央に入れようとすると、名前の部分が橙色を抜いて凹んだ位置に名前入らない。仕方ないので、この試作の目的である印圧の確認と橙色を墨のインクに上塗りすることでの印象を優先することにする。午前で試し刷りが終わる。4キロ走る。午後、詩誌の印刷。折丁の2枚目の印刷を順調に行う。順調と言っても印字が汚い。汚いなりに、これでいいかと思うことにする。午後に2ページを終えて、寺の用事で近所を歩く。工房に帰り、また印刷を行う。
夕、マルと散歩。土手に行く。涼しい風が吹いて、夕景の寂しさと相まって、とても気持ちが良い。
