日記

2026.07.30

 しばらく家の中でじっとしている。延々と家事を行っている感覚でいる。時間ができれば工房に入って手を動かす。また時間になれば、次々とやることが襲いかかってくる。それを受け止めようとすると重たくなる。できるだけ受け止めるのではなく、こちらから向こうにぶつかってゆくようにしている。そうしていると、突然、ガクッと湧き出る噴水のような疲労感がたまらない。今朝もそうだった。しかし、だ。しかし、体を動かしていううちに、頭の中に溜まった噴水の水が濁った水から澄んで水に変わるではないか。いやあ、不思議だ。ということで、今朝もマルと散歩。天気も良く、さほど暑くもないので土手に向かう。草むらの中に沈むマルを見ている。ずっと見ている。すると、立ち上がる。よろよろと歩き始める。ガンバレと、声をかける。そんな朝。

 午前、utaさんの詩集『ほんのうた詩集 2』の感想を書く。今月上旬に東京に行った時、往きの新幹線で読んで、ある程度のことは心に刻んでいたが、金子さんの詩の感想を書いているうちに、詩とはなんだろう。〈詩の力〉という言葉が浮かんできて、そのことを軸に置いてないかかけそうな気がしていたので、一気に書いた。それから亀之助の雑文集の算段をいろいろと考える。午後、午睡後、鈴木さんと生協で亀之助の雑文集の打ち合わせ。見返しに使おうと思っているNTラシャの見本帳が見当たらない。確か、買ったはずなのに。と苛立つ。

 夕、マルの後ろ右足の爪の腫れがひどいのでクリニックに連れてゆく。噛むようであればソックスを履かせた方が良いと教えていただく。それと、外の汚れた地面には足をつけない方が良いとのこと。散歩のことを考えなければいけない。少し、憂鬱。