日記

2026.08.14

 優しい雨。ときどき、葉が揺れる。そんな柔らかな風も吹いている。すき間からとおくの光が見えてくる。優しい光。わたしの声が、わたしの思いが、届いているのだろうか。曇り空なのに雨粒が輝いている。あっ、いま落ちた。すき間から、彼がこちらをのぞいている。そんな朝。

 終日、及川さんが来て、詩集『潜航』の印刷のために工房で活字を触り、テキンを動かす。わたしは時々工房に入り、無駄話をしながら、母屋に戻り、母の介助を行う。その繰り返し。及川さんが来年行う喫茶frameでのグループ展のことをとても楽しそうに話してくれる。そしてリュックサックからお土産に市川さんの個展で販売された「あしたのジャム」を取り出した。もう展示からだいぶ日が経っていたので、お願いはしたけれど買えなかったのだなと思っていた。とても驚いたし、嬉しかった。やはりパッケージが綺麗が。昼になり、一緒に生協に行きパンを買ってくる。そのパンにジャムをつけて一気にパンを食べ尽くす。いろんな味がする繊細なジャムだ。今日は柔らかいパンだけだったので、今度は硬いパンにつけて食べてみたい。午後、親戚の方が線香をあげに来てくれる。しばらく取り止めのない話をする。それから、工房に入り、断裁機で亀之助の雑文集の表紙をつくるための板紙の断裁作業を行う。最初の製作は40冊を予定しているので、表紙の表裏2枚と背の部分1枚、そして溝に敷く5ミリ幅の板紙を40個分作る。断裁機はちょっと油断すると手元が狂い綺麗な直角にならない。なので、かなり失敗して紙を無駄にする。

 楽天の試合をラジコで聴きながら就寝。

 明日から新聞をとることにした。