2026.08.19

もう20日になろうとしている。外は靄。空気が冷たい。今日は夏らしい天気になるというが、そんなに高い気温とはならないだろう。もう、あの夏は過ぎてしまったようだ。秋になり、暑い日が続いても、それはもう夏を懐かしむための言葉で片付けられるだろうと思う。マルはやはりこの夏を乗り越えられなかった。暑くもない涼しい夏だったのに。
所用で仙台へ。先日いただいた「あしたのジャム」をつけたくて硬いパンを売っているらしいパン屋さん、を検索し、柏木にある「バンパーニャ」なるパン屋にいつもより早めに家を出て向かう。しかし、休みだった。Tour-Maubourgというダンスミュージックらしき音楽をずっと聴きながら車を運転する。今日の気分にちょうどいい感じの音だ。昼過ぎ、用事を済ませ、喫茶frameに向かう。詩誌回生ご号の取り扱いをお願いに伺う。額装担当の店主(伊東さん)がいらして、2冊お願いする。もう終わってしまった村上善男の展示のことを少し話す。伊東さんから展示の時の配布資料をいただく。つい数日前に、及川さんに見せた村上善男が装幀した内川吉男の『メルカトル図法』という詩集のことが頭に浮かんできて、村上善男が装幀をした書籍のリストを誰かまとめている人がいるのだろうかという話になる。あまりにも数が多いので・・・という話になる。伊東さんからいただいた配布資料の中に三島学園女子大学で教鞭を取っていた村上善男の「平面構成」の授業を受講生がノートに取っていた言葉があり、とても面白い。隣の展示を見て退散。次に喫茶ホルンい向かう。昼食。2種盛りのランチを食べようとしたが、腹が減っていたので、生まれて初めて喫茶ホルンで大盛りと澁谷さんに伝える。すると、予想外に澁谷さんは驚きの言葉を発し。大盛りは50円増しだし、300gもありこんなに大きいですよと説明をしてくれる。そこから縮小の方向に話しは向かい、結局、2種盛りカレーは普通盛りだったのか、それとも中盛りだったのかわからぬままに美味しく平らげた。足りなかったら追加しますから言ってくださいと澁谷さんに言われたが、あとで食べながら考えた。ご飯が足りないのだろうと。ここは大人しく、盛られたご飯を美味しく食べて満足すべきだろう。そんなことを考えながら美味しく食べていたら、車の中で聞いてきた音楽と同じような音楽が流れている。同じミュージシャンの音楽を車中から喫茶ホルンへと連続して聞いているような錯覚に陥る。まさか、同じミュージシャンではないだろうと思い、店を出るときに、代金を払うときに、かかっていた音楽の主を聞いてみたら、案の定、まったく知らない未知の名前が澁谷さんの口から発せられた。そしてCDを見せてくれる。イギリスで共演した人たちとのこと。4人がけの広い席に座りCDを眺めていたら、お客さんが2人入ってくる。わたしは、広い席を無駄に独り占めしていたので、咄嗟に立ち、席を空け、CDを返そうとしが、そこでもたつき、取り出した紙ジャケをすぐに透明なプラスチックケースに納めることができず、もたもたしてしまった。すると今来た2人組のお客さんが、怪訝な顔でわたしたちを見て、この席に座りたがっている様子を見せた。あわわ、わたしは弁解した(もう帰るのでこの席は空いています、と)。と、同時に澁谷さんはこのCD貸しますよと言ってくれる。とんだ迷惑を澁谷さんにはかけてしまった。いや、一番はお客さんに申し訳ない。また来てね、ホルンに。現代のアヴァンギャルドなダンスミュージックらしき音楽が1999年の音楽と連続していることにとても驚く。movletoneは、環境音楽的な要素もあるし、ブラックミュージック的でもあるし、フリージャズ的でもあし、ダンスミュージック的でもあし、破壊的でもある。なによりも、それがコンピューターを使わずに再現(時間の順序は逆ですが)されていることに驚く。補足:ジャケットが素晴らしい。タイプライターの文字がとてもいい感じ。それから、近くの菓子店で贈り物のクッキーを買う。さらに近くのパン屋でパンを買い、最後に、デ・ステルスカフィーでコーヒー豆を大盛り買い(普段は200gなのになぜか400gを買い求める。)し、帰路に着く。
夕、家に帰り、通院。一旦家に戻り、再び薬局に薬を取りに行く。まだ午後6時だというのに、家々は黄色い電気をつけている。マルを可愛がっていただいたこうくんのご家族に挨拶。サミーポール氏の『過去をつなぐ橋』のすべての号をお渡しする(11号だけ見つからず)。
