2026.09.05

夢を見た。ある知り合いの男がそこに居る。ただそれだけで、なにもかものいっさいが崩れ落ちた。嫌な気分が、その後も続く。これを書いている今もそうだ。どうしてだろう。不安ばかりを拾って生きているわけではないのに、押しかかってくる。それも、決まって過去からやってくる。不安は未来のことなのに、過去と未来の狭間に居るわたしの腑に襲いかかってくる。逃げようかと思う。しかし、逃げ場がない。わたしの体はわたしから離れようとはしない。わたしはわたしの体から離れようとはしない。そんな朝。
道を散歩する。とても晴れやかな天気の日。秋のカラッとした空気と、高い空。そして、青空、輝くお日様のひかり。申し分のない天気だ。おかげで目に飛び込んでくるもの全てが美しく見える。マルに遭うと猛烈に吠えるコーギー犬のガロちゃんに出会う。久しぶりのコーギーだ。マルがいないので、わたしが近づくとダッシュしてきて、お尻を向ける。その姿を見ていた家の人がマルを思い出して泣いている。午前、畑仕事。ホームセンターに行き、大根の種と堆肥と腐葉土を買ってくる。それから庭の小さな畑を黒川号(管理機)で耕し、畝をつくる。そこに大根の種をまき、土をかぶせる。猫が用を足しにこないように網をかぶせる。それから一休み。しばらくして工房に入る。今日から図版の印刷。図版と言っても、あらためて見せるものではなく、ページの飾り程度の小さなもの。最初に「映画往来」という人の顔の図版を印刷する。しかし、印刷までのいろんな準備が結構手間をとり、印刷開始は午後になる。午後、「映画往来」、「明滅の楽譜」「郡山への封印」を印刷。工房に置いてあるテキンは、胴張の一番下の層がフェルトになっている。だから紙が沈む。そのために凸版の印刷では決まって版の枠が印刷されてしまう。だから、絵の形をくり抜いた型紙をその都度用意し、ストッパーに貼る作業を行う必要がある。最初は柔らかい本文用紙やタイプライター用紙や使っていたが、それだと20枚程度で裏移りが生じるので、最後は艶のある表紙の紙を使うことにした。これだと裏写りが生じない。2つの図版の印刷を終える。
夕、4キロ走る。好天気ゆえ、気持ち良く走れる。
