日記

2025.11.17

 あの道路を走っていると、真っ正面に、大きく、地上すれすれに月が浮かぶ。進めば進むほど月は大きくなり、道が登っているせいかだろうか、あと少しで月に届く距離に到達しそうだ。ふと気づくと、月が大きくなっっているのではなく、運転しているわたしの体が大きくなっている。それに合わせて運転している車も大きくなっている。しだいしだいに周りの景色から遠ざかり、そらを飛んでいるような気持ちになる。そうやって、幾度もあの道を通ってきた。今日もそんなような道を走り、いまここにいる。

 午前、少し寝る。その後に、インフルエンザの予防接種。それから体が重く、ぐだぐだぐだと文句を言い通し。一日中、愚痴を語る。そんな日もあるもんさ。サミーポール氏の『過去をつなぐ橋』第24話の編集。夕方までかかりほぼ終える。

 夕、マルと散歩。久しぶりに墓を一周。

 昼に焙煎。