日記

2026.01.31

 体の周りから針金が飛び出している。何十、何千、何百、何万、何億、何兆といった感じで無数の銀色に光る尖った針金が飛び出している。ハリネズミになった。空気に浮遊する小さな塵やヒカリに触れるとビリビリと紙が破れるような音がして電流が流れる。一つの電流がひとつのわたしの細胞と結びつき、一つの想念を表す。それが無数にあるので数限りのない想念が私の体の中に漂っている。ひごろ、意識の中に浮かび上がってくる想念は、その一部で、いやそれ以外の部分で針金に触れないで、中から外に通ってきたもののようだ。ハリネズミのハリの外にある部分が私の中で息をしている。そう願いたい。

 終日家の中。午前、オンラインストアの更新などで時間が流れる。それから4キロのランニング。この1週間で3回走ることができた。これって、なんやかんやと言って5、6年ぶりだろか。膝の痛みは今のところ起きていない。午後、製本作業。残り7冊の製本を終え、梱包する。全部で56冊できた。

 夕、マルと散歩。児童公園を一周。夕陽に照らされた道はどこまでも続いているようだ。