日記

2026.02.05

 疑心暗鬼。いつもの橋、いつもの川、いつもの道路、いつもの景色、いつもの空気、いつもの気温、いつもの時間。それはピンと張りつめた一枚の皴のない布の上に広がっているものと気がついた。どこか一か所にほころびが生まれると張り詰めた布の緊張が崩れ、波打つ、引き裂かれる、皴が広がる、向こうが見えなくなる。目を閉じ、耳をそばだて、気配を探る。そうやって疲れてしまうのだろうか。

 午前、文選箱に入っていたげ号で使った9ポイント活字をすだれに戻す。一箱分を終える。やっと双紙に向かって作業が前に進んだ。午後、「あめのちあきせい」6に載せる情報短信の推敲のために名取エアリのスタバにゆく。近くの喫茶店とかミスタードーナッツでいいだろうと思いながら、できるだけ遠くに行きたかった。年に数回来るだけだが、毎回、新しい店ができたり、配置が変わったりする。本屋さんを見つけることができなかった。 

 内堀弘石神井書林日録』読了。