日記

2026.02.10

 夕暮れ時、遠くから小さな光が空を伝わって近づいてくる。星かなと思うけれど、彼は動いている。そんな時間が幾度もやってくる。光は飛行する機械が放つ灯りなのだが、得体の知れないものが近づいてくるときに、一瞬、なにをされるのかわからない不気味さ、怖さ、逃げ出したい感情がわいてくる。金縛りに近いのかもしれないが、逃げられないと思うと、自分には逃げる先がないと思うと、無力感に襲われる。ほんのりと柔らかな無力感。現実味のない無力感だ。感情を鈍化させている訳ではないけれど、ボーとしている。自分だけの席あで満足できたらいいなと思う。

 午前、双紙の文選。この文章を今日で終えようと思う。午前で半分、午後で半分、それで終了。そのつもりで残り半分で終える。それから庭の畑の土を掘る。春起こしというらしいが、天地返しという言葉の方が好き。土の中の病害虫を外に出す作業。体が麻痺するくらいに疲れる。午後、色々とやろうと思っていたことをやらず、体を休める。ずっとワークショップのチラシを作る。

 夕、マルと散歩、児童公園を一周。公園では子どもたちが大勢で遊んでいる。いつもの女の子が寄ってくる。その子の家で飼っている犬は「ずんだ」、猫は「きなこ」。そんな話をする。楽しい。

 ステッキ届く。