2026.03.25

どうも自分の欲求が変わってきている気がする。本を読まなくなった。正しくは、読めなくなった。すると画像に映るあの隙間の時間が生じた。物事と物事と間にできる静かな時間だと人は云う。そこをあえて埋める必要はないと思う。しかし、わたしはその時間を生きて通過する。そのときどうやって過ごしていいのだろうかと、ふと思う。要は、心が落ち着かないのだ。だから、何かに手を出して始終無心になろうとしているのかもしれない。そういうとき、近頃はずっとノトが作った音を聞いている。心の中の無音の中に響いてくる音は心地よい。今日も昨日に引き続き、土手に向かう。マルと散歩。制限をかけると、途端に嫌になる。わたしと同じマル。
工房に入り、昨日届いたA4サイズの用紙にデルマックスでドットの5ミリ間隔の点を印刷する作業。最初に、A5サイズに半分に断裁をする。工房の断裁機は数値がアバウトなので、きれいに半分にはできないが、それでやるしかない。次に、デルマックスに墨のインクを乗せる。そして印刷。整備をしたデルマックスは順調に動いてくれる。最初に10枚ほど印刷し印圧を確認する。少し高めなのでドット点の凸版の枠まで印刷されている。用紙が0.3ミリと厚いので結果印圧が高くなる。調整ナットを左に角を2つ分回す。それで印刷を3枚ほど行う。今度は印圧が薄くて、点の強弱がわかりすぎてムラが気になる。角一つ分を戻す。それから本番の印刷に入る。全部で170枚ほど印刷を終える。本当はインクを乾かして裏面は明日に印刷と思っていたが、インクが飛ばないだろうと確信をして、引き続き裏面を印刷する。それからB6サイズに断裁をする手順を試しを繰り返し行う。横は、そろっている面を断裁機に当てて、143ミリで一度断裁し、次に反対側を128ミリで断裁する。するときれいにドット点が揃う。午前はこれまで。午後、今度は縦仕様で作っていた表紙を横仕様に組み直す作業。木活字は変わらないので、金属活字を組み直す。大量にマルとを使う。使いすぎたので、チェースに取り付けた組版が重たくなる。試し刷りを行い、大方のレイアウトを確認する。それから一度試作を試みる。全体的に、墨で打つドット点が目立ちすぎるような気がする。灰色で印刷するのがいいかもしれないが、今回はこれで行こうと思う。それに真っ白なものも作ろうと思う。
夕、マルと散歩。児童公園を一周。
夕食前、デルマックスのインクを落とす。
手紙3通を投函。
