日記

2026.03.31

 そろそろ桜が咲く。すでに花弁が開いた梅は、散り際を迎えている。灰色の空間にぽっかりと浮いた濃い朱色の梅の花が好きだ。くちゃくちゃと枝にまとわりついて咲いている。それも見納めで、しばらくは人込みを避ける日々が続く。道の両脇に地蔵が咲く。

 ワークショップの準備を少しずつ行う。栞の寸法に合わせてステッキに敷くご号活字のクワタの枚数を確認し、それに合わせて木インテルを3人分計65枚用意する。そして横の長さが五号で11本なので、115.5ポイントだから、四号活字を並べた時に同じ高さになるための計算を行う。四号活字が8枚と5.5ポイントが必要になる。すると5.5ポイントを何で埋めるかということを考える。金属インテルの在庫を見ると2ポイントの金属インテルがある。2ポイント2枚と1ポイント1枚、それに0.5ポイントのインテルを合わせれば高さが合うので平らになる。どうして四号での計算をしたかといえば、猫の足跡と珈琲豆の活字が四号なので、それを使いたい方が出てくることを想像してみたからだ。一昨年同じワークショップをしたときには使いたいという方が現れなかった。ほっとしたり、残念と思ったり、複雑だった。そういうことで言えば、12ポイントの花形活字を使いたいという人も出てくるかもしれない。12ポイントだと、115.5ポイントに高さを合わせるとなると9枚と7.5ポイントになる。この7.5ポイントが12ポイントのスペースでちょうど合えばいいのだが、そうはなかなかならない。12ポイントの二分スペースが6ポイントだから、それに1.5ポイントを加えれば合う。多分、そんな感じで栞の組版を行うようになるだろうと思う。それと、使う五号の約物が入った棚を整理する。そして、四号全角に合わせて、1ポイントと1ポイントと0.5ポイントの金属インテルを切り出しておく作業を行う。のんびりとそんなことをしていた。

 夕、マルと散歩。児童公園を一周。