2026.04.09

今日も墓を一周。桜の花は満開。はなびらの蕊に近いあたりが赤く染まっている。それが先端に向かって白く染まっている。奥に向かって赤く染まっているということかもしれないが、まあどちらでもいいか。桜はやはり青空を背景に見るもの、季節の中で一度はそうやってみるものだなと思う。清々しく朝に道を歩く。書斎の窓越しに見える目の前のミズキの芽が膨らみを終え、蝶のように羽を開き瞬いてきた。季節が一回りした。やはり、春が始まりなのだろか。
1日、週末のイベントの準備。重いものを持ち上げ、運び、荷下ろしし、何が必要か頭の中の思いを巡らし、鉛筆で準備シートに書き入れる。そんなことをしていた。細かな作業としては、四号のカッパープレートの活字棚に入っている活字が動かないように空いた隙間に紙を入れる作業を行う。それから、工房に入り、中身が詰まっているゲラ箱から中身を他に移し、空箱にして、活字だなやイベントに運ぶものを入れる。そんなことをしていたら、思いの外早く準備は終わる。午後、時間があるので近くにあるセレクトショップマーブルに行き、チラシを置いていただいたお礼にアンドロイド昆虫のポストカードを差し上げる。店主は、早速ポップを吹き出しの形に切り抜いた紺色の紙に白いインクで売り物としてのメッセージを書いレジ脇に置いてくれた。しばし、美味しいお茶と台湾土産のマンゴーの菓子をいただきながら、話をさせていただく。人の言葉や動作を感じ取る力のある方と思う。そこまでなら多くの人がそうなのだが、店主のすごいところは感じたことをその場でずばっと言葉にして本人に返すことだ。ぐさっと来る。創作の話になり、わたしがものを作るのにワクワクしないとねとと語ると。今の「ワクワク」といった言葉がなんか弱々しいねと言われる。図星だ。楽しくなく毎日を過ごしているのだな、自分は。
夕、マルと散歩。児童公園を一周。曇り空で風も冷たく、人通りも少ない。
