2026.10.08

肩が逆方向から痛む。これが揉み返しということだろうか。昨日、空が明るくなった時刻に家を立ったのだが、そのころに山の端から太陽が登り始めた。きれいなだいだい色の空がほのうい包まれたように見えた。オレンジのジュースの濃い色が目の前を通った。バリアジュースだ。普段と違う時間を過ごした後に、元に戻るのは勇気は要らないが、元気が要る。まだ、そとは真っ暗こん。
寝っ転がってゴロゴロしていたら、結局、いつもと変わらない日々だった編。午前、完成した亀之助の雑文集を一冊ずつ確認し、問題なし、やや失敗、失敗に分ける。今日発注者にお渡しする25冊のうち、問題なしは15冊。やや失敗は6冊。失敗は4冊、失敗のうちバツが5つが1冊、4つが2冊、3つが1冊、なんて感じ。そして1冊ずつ丁寧にパラフィン紙もどきで包む。この紙、パラフィン紙ではあるが医療用のパラフィン紙でなんか白濁している。だから本のカバーにはならない。仕舞っておけば、そのうち出番が来るだろうと思っていたら、こんな日、こんな役目だった。いつもの町外れの生協のイーチインコーナーで落ち合い、ブツを渡す。へんてこりんな話を二人でしていたら、隣の人がいい加減にしろという目で見ている気がした。結局、なんてもなかった。午後、天気がいいので、工房を片付けたくなる。明日、ワシが届いたら本格的にカレンダーの印刷に入るのだから、今日くらいは体を休めようと思った。綺麗になった(と、思っている)工房に夕日があたり、中が明るくなって、気分が良い。そのかわり、アラが見えてくる。解版糸に「しようとしていた調理糸が解けなくなり、塊となって窓辺でゴワゴワしている。黄活字のインクを載せるために集めていた大小のローラーがごちゃごちゃに重なって気味が悪い。むずむうしてくる配置や放置された道具、ヤレ紙、カツッジノホハヘン、床に落ちた両面テープの破片。などなど、もっと綺麗にしたい。
夕、散歩。夕日につられて川辺を歩く。川の浅瀬に数十羽の鷺がいる。仲間に加わろうと、遠くの方からふかふかとまた飛んでくる。隣の人が、う鳴き声がうるさいねと言う。鳴き声なんぞ聞こえてこないのに、どうしたんだろうと思うが、確かに川向こうにある高校の野球部の生徒の気合を入れる声は聞こえてくる。
夜、まゆけばの紙づくりのことで頻繁にメールのやり取りをする。
