日記

2026.11.05

 今年は正月からずっと印刷の仕事が隙間なく続き、やっと途絶えた。すると一瞬で無気力が襲ってくる。経験値で言えば、この時間がとても大切で、この中からふと何気なく気になることや、これまで考えても見なかったことが浮き上がってっくる。そのほとんどはつまらないことばかりなので、さらに無気力は加速し、どうしようもなく虚脱の装いをし始めるのだが、ガラス窓に映る自分を見ては、そのだらしなさにムッと来て、激しく何かを求めようとし、その結果何も得られずに、さらに加速するのだが。だが、である。今年の柚は、実の数が少ない分、一個いっこがとても大きいい。そうかと思うと、日の当たらない小屋の脇に咲いた花の実は、とても小さい。この大小の違いはとても明確で結論をわたしに教えている。

 取り立てて、変化はない。久しぶりに雨が降った日。外に干していた床の式マットが濡れている。そのままにして、今度晴れた日に乾くだろうとぼんやりと考えている。午前、買い物に出かける。家に戻り、珈琲豆の焙煎。前回の焙煎で得た知見を応用する。苦味のない深煎りの豆ができている。午後、所在なく過ごす。なにかをする前は、こんな感じになる。それもそれでいいのだと思う。

 夕、リビングのベッドで少し本を読む。少し、気持ちが落ち着くのを感じる。