2026.02.22

ぐっすり寝るも、目が覚めると次の日が、そしてまたその次の日が襲ってくる。何をまだなにも知らない日を憂うのだろうか。いや、毎日やらなければいけないことがあるのではないか。息をして、体を動かし、顔を洗い、目を覚ます。そして、日々の暮らしを全うする。当たり前のことが、当たり前とはとても思えない。
双紙の五行歌の4ページ目の印刷。今度は用紙の右側に印刷するので、組版の向きを反対にする必要がある。テキンで1ページずつ印刷をする場合、向きを変えることはどうしても生じることなので仕方がない。頭を切り替え、余白を考え、インテルやフェニチュアを動かし、組版を作り変える。このページにはルビ入る文字が一か所ある。「女」と書いて「ひと」とルビを打つ。庄司さんの五行歌には時々現れる。面倒だなと思いつつ、ルビが決まると楽しくなる。そんなことを考えて植字をしていた。今日もうまくいったなと思ったら、縦書きだと活字の右側にルビを打つのに、どういうわけか左側に打ってしまう。たぶん、最初にめんどうだなと思ったせいだろう。そこで一瞬、違うことが頭をよぎったに違いない。何年やっても間違える。比較的簡単な文字組みなので難なく終えたと思ったが、そうはいかない。それから印刷。次に、9ポイントの文章の植字。1ページ900字程度。下駄をはかせた活字が多いので、最初は改行を間違えないように活字を並べ、次に下駄をはかせた活字を入れ替える。完成したら、校正用に印刷をコピー用紙にさっと行う。これで午前の作業を終える。急いでジョギングをする。午後、焙煎。それを終え、校正作業を行い、近くのセレクトショップのマーブルに行く。ここで今日は本沢3丁目パン屋さんの販売がある。パン屋さんの店主は、12月に活版印刷・製本ワークショップに参加していただいた方だ。実店舗を持たずに、各地のイベントや知り合いのお店で販売している。わたしの家の近所で販売していると聴いて、直ぐにでも買いに来たかったが、月に1回程度の販売で、またそのときは腕を骨折していたので、しばらく待った。しかし、腕を骨折している最中にどうして活版印刷のワークショップに参加しようとしたのだろうか。パンを買ったら、マーブルの店主にコーヒーの接待を受ける。みんなでああだこうだとにぎやかに会話する。本沢3丁目パン屋さんは語る。骨折してやることがなかたので時間を持て余していたからとのこと。あまり小さなことにこだわらない方なのだろうと思うことにした。それから家に戻り、母の入浴介助。
夕、マルと散歩。暖かい日。白鳥がいなくなって寂しい。3人で黙って歩く。
夕食前、サミーポール氏の『過去をつなぐ橋』第25話の編集作業。やっとスキャンしたがゾノ修正を終える。あとは吹き出しにセリフを入れれば終わる。もう少し。腹が減ったので、本沢3丁目パン屋さんのパン(金柑のクロワッサン)を食べる。美味。
芽惟さんから「あめのちあきせい」のメール。
